お通夜!友達の親が亡くなったかける言葉や香典は?印象的な友人の言葉
最近、友人の親御さんのお通夜に参列する機会が増えました。
ちょうど、そういう年代なのだなあ、、としみじみ感じます。
- 友達の親が亡くなったときに友人に対してはどんな言葉かけをしてあげればいいのか?
- 受付ではどのような挨拶をすべきか?
- 友達の親族などにはどのように接すべきか?
- お通夜に参列する場合は香典をいくらくらい包めばいいのか?
いろいろと迷われる方も多いと思います。
私の体験談も踏まえて、参考にしてくださいね。
そして、私が父を3年前に亡くした時に、友達にかけられた言葉のなかで印象に残っている。
今でも忘れられない言葉を最後に紹介したいと思います。
一般的なお通夜での言葉かけや挨拶
本題に入る前に、お通夜のマナーの確認を簡単に紹介しますね。
お通夜での言葉かけや挨拶として、2つの言葉が一般的に使われます。
御愁傷様(ごしゅうしょうさま)と お悔やみ(おくやみ)
この度は、ご愁傷さまでした。
この度は、お悔やみ申し上げます。
心からお悔やみ申し上げます。
このような文言が使われます。
ちょっと気になるが、『ご愁傷さま』です。
もともと、ご愁傷さまは身内を失った人に対するお悔やみの言葉でした。気の毒に思うさまを表していたのです。
それが、最近は皮肉まじりの軽いからかいの意味としても使われるようになっています。
『ゴールデンウィークも仕事だなんてご愁傷さま!』などのようにからかいの言葉としても広まっています。
それもあり、なんとなく使いにくい声かけになってきているような気がします。
他のお悔やみ文として、『ご冥福をお祈り申し上げます。』が思いつくかもしれません。
が、冥福(めいふく)は仏教用語ですので、神道やキリスト教などの他の宗教にはふさわしくありません。
「往生」「供養」「成仏」も同じく仏教用語になります。
友人の宗派について知らない限り使わない方が良いでしょう。
結論として、一般的な言葉かけとして
『お悔やみ申し上げます』が1番よいような気がします。
友達の親のお通夜-受付ではどのような挨拶?
友人の親のお通夜に参列する場合、まず、受付で香典を渡したり、記帳などをするかと思います。
受付でどのような言葉かけすべきか? 悩む方も多いかと思います。
受付では、先ほどの『お悔やみ申し上げます。』と短い挨拶で十分です。
言葉なしでも実際のところは問題ありません。
私の体験では言葉なく、黙礼する方が非常に多い印象でした。
香典を渡す前に一礼することでマナーとしては問題ないはずです。
実際のところ、お通夜の受付近辺は静かなムードです。
声をだすことによって、その場の雰囲気を壊さないようにすることがより大切なのです。
もし、声かけする場合は声の大きさやトーンに気をつけるべき。
高い声の人や声の大きい方はなるべく低く、小さな声を心がけてくださいね。
言葉かけよりも声の大きさ、顔の表情、態度の方が大事です。
親を亡くした友人への言葉かけ
受付を済ませたら、あなたの友人は喪主席の近辺にいるはずです。
さて、なんと言葉をかけてよいのやら、、、
正直、ちゃんとした言葉はいらない。それが私の本音です。
『大変だったね、、、』
『本当に、、本当に、、、突然だったよね』
多分、あなたが本当にその友人を思っていたなら、多分言葉らしい言葉はでないはずです。
私の経験から言えるのは、フォーマルな礼儀正しい言葉かけより、心の底からの言葉が嬉しかった。
そして、
『何か手伝えることがあったら、言ってね』
『落ち着いた頃に、改めて連絡するね』
『今は無理だと思うけど、元気出してね』
心情を察して、気遣ってくれる気持ちが伝わり嬉しかったです。
『今は大変だと思うけど、、、(残された)お母さんを支えてあげてね』
私だけではなく、私の身内に対してのいたわりが有難かったです。
心の底からの気持ちを短く発して、手を握ったり、肩を軽く触ってくれた。
そんな友人の気持ちや態度は言葉少なくてもこちらには伝わります。
友達の親族などにはどのように接すべきか?
もし、あなたの友人だけではなく、遺族の方や親族と話をする機会があった場合。
これも私の経験になりますが、故人の思い出話があれば、それが喜ばれるようです。
小学校の時に地区会でお世話になった
小さな時にお菓子をもらった
家に遊びに行った時に面白い話をしてくれた
できるだけ、具体的なエピソードを伝えるとよいようです。
もし、少しでも思い出があるならば、ぜひ友人の親族にも伝えてあげてください。
しばらく経って、思い出話をする時にあなたの伝えたことが役に経ちます。
昔の話は遺族の方でも知らなかったり、忘れられたりしていますので、
伝えてあげると、後々、本当に喜ばれますよ。
友達の親のお通夜-香典はいくらくらい?
お通夜の金額は時代とともに変わってきますが、
常識的な金額をご紹介いたしますね。
友人の親が亡くなった場合の香典の額
3,000 〜 5,000円
あなたの年齢や職業(役職)によっては
10,000円
気をつけるのは、香典に包むお札の枚数です。
1、3、5、10という数字になります。
千円、3千円、5千円、そして次は1万円になります。
正式なルールやマナーと言うわけではないのですが、4千円、7千円などは包まないのが現状です。
そして、香典には同じ種類のお札を使うのが正しいそうです。
最近は香典を辞退するお通夜やお葬式も増えました。
香典なしの場合はそれに従いましょう。
私の親が亡くなった時に印象に残った言葉
友人の場合はマナーよりも気持ちの方が大事!
私の経験上、そう思います。
多少、言葉が足りなくても態度が相手に伝わります。
そんななかで、今でも私が忘れられない言葉を最後に紹介しますね。
これはお通夜やお葬式ではなく、しばらく経ってからの友人の言葉です。
『遅かれ、早かれ、誰もが通る道だもんね。
〇〇ちゃん(私の名前)はほんの少しだけ、私よりそれが早かっただけなんだよ。私にもそれがいつか来るから、、、、』
言葉としては正確ではありませんが、このようなことを言われました。
当たり前ですが、いつかは親が亡くなる時が誰にでもやってきます。
順番は必ず回ってくるのです。
これは人間の避けられないことなのです。
そして、人によっては、その順番が狂ってしまい、子どもの方に先に順番が回ってくることもあります。
それに比べると、私の経験は順当で正しい順番だったのです。
父が亡くなって、後々になって、それが本当にわかるようになりました。
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