みかんのカロリーは?ダイエットするならここ食べて!
寒い冬は、炬燵(こたつ)から、離れられない。
炬燵、みかん、テレビの3つが揃うと
もう人間としてダメになってしまいそう。
喉がかわいたら、みかんに手を伸ばせばいいので、
さらに、こたつから出るのが億劫になってしまいます。
ところで、みかんのカロリーはどれくらい?
スポンサードリンク
こたつに入ると、エンドレスで食べられてしまうので
もしかしたら、カロリーオーバーになっているのかも?
冬に太るのは、まさかミカンのせいではないですよね。
念のため、みかんのカロリーをしっかり調べてみました。
では、どうぞ!
みかんのカロリー
みかんのカロリーはどれくらい?
100gのカロリー:45kcal
これは食べられる部分だけのカロリーです。
外のオレンジ色の皮や白い袋の部分は含まれません。
みかんのなかみだけ、実の部分だけのカロリーです。
ちなみに、袋も食べたら、、、
100gのカロリー:46kcal
ほんの少しだけ、袋の部分のほうがカロリーが高いのがわかります。
中身のほうが甘いのに、ちょっと不思議ですよね。
ところで、100gでどれくらいのみかんの量になるのでしょうか?
みかんのMサイズで100gくらいです。
食べられる部分は3/4くらい。
ということは、Mサイズで75gくらいと考えてよさそう。
みかんのMサイズ1個で、だいたい34kcalになります。
ちなみに、いちごのカロリーをみてみると、、
いちごのカロリー!一粒いくら?1パックでは?ダイエットできる?
いちご(100g): 34kcal
みかんのほうがいちごより、ほんの少しカロリーが高いですね。
チョコレートのカロリーと比べてみましょう。
チョコレート(100g):557kcal
そして、生クリームもなにもつけない裸のスポンジケーキは?
スポンジケーキ(100g):297kcal
お菓子と比べて見ると、
みかんはカロリーとして、優秀なのがわかります。
ちなみに、明治のミルクチョコレートが1枚で65g、363kcalです。
板チョコ1枚 = みかん10個
同じくらいのカロリーなのがわかりました。
おやつに食べるならば、お菓子よりみかん!の勝ちですね。
ちなみに、通勤や通学で、
普通にウォーキングして、消費するカロリー。
体重50キロのひとが、15分歩いて52kcalです。
みかん1個分のカロリーを消費するには
10〜15分くらい歩けばいいのです。
みかんの栄養
みかんの栄養成分にはどのような特徴があるのでしょうか?
多く含まれるものから、順番に並べてみました。
- ビタミンC
- レチノール
- 葉酸
- ビタミンB1
- カリウム
- ビタミンE
ビタミンCというと、レモンのイメージが浮かびますが、
みかんも柑橘類なので、ビタミンCが豊富に入っています。
みかんのMサイズを2個食べたら、1日に必要な
ビタミンCの半分はとれるくらい豊富です。
そして、次に多いのがレチノール。
これはビタミンAのことです。
レチノールは粘膜や皮膚を正常に保つ役割があります。
特に女性に注目してほしいのが、レチノールには
肌の新陳代謝を高め、コラーゲンの生成を増やしてくれる働きがあるところ。
おまけに、抗酸化作用があります。
ビタミンC、ビタミンEも、同じく抗酸化作用が強く
みかんにはトリプルの効果でアンチエイジングが期待できそう。
美肌とアンチエイジングにはみかんはぴったり!
美肌を気にする女性には、嬉しいフルーツだったのです。
そして、風邪のときには、ビタミンC!!!
よく聞きますよね。
ビタミンC、レチノール、ビタミンEは
風邪に対する体の抵抗力を強めてくれます。
寒い冬、風邪の時期にみかんを食べるのは理にかなっていたのです。
おこたでみかんは風邪予防にもなっていたのですね。
そして、便秘に悩むひとに注目してほしいのが
みかんの白い袋の部分です。
ここには、ペクチンという食物繊維が多く含まれます。
ペクチンには、便秘を解消したり、逆に下痢を抑えたり
腸のなかの水分の調整をしてくれる働きがあるそうです。
それだけではありません。
糖の吸収を抑えてくれるという効果もあるのです。
ダイエット中ならば、絶対に白い袋も残さず
いっしょに食べたほうがよさそうです。
ダイエットにみかんの皮のすごい効果!
みかんの白い袋には、ペクチンがいっぱい。
食物繊維のおかげで、便秘知らずな体へ。
しかし、それだけではありません。
この白い袋の部分には、、、なっ、、、なんと
脂肪を分解する成分が含まれるそうです。
知っていましたか?
これは、噂とかのレベルではなく、ちゃんと
愛媛大学で研究されて、判明した効果なのです。
研究によると、いよかん、甘夏などのダイダイ類、
温州(うんしゅう)みかん、ポンカンに高い
脂肪分解効果が見られたのだそうです。
みかんにはシネフリンという成分が含まれています。
関係ないですが、シネフリンって、
名前がすごいと思ったのは私だけ???(笑)
このシネフリンには脂肪を分解したり、
燃焼させる効果があるのだそうです。
シネフリンが、脂肪分解酵素のリパーゼを活性化させて、
脂肪分解を促進する働きをしてくれるのです。
シネフリンはそれだけではなく、
気管支を拡張させる働きがあります。
つまり、のど風邪にもいいのです。
ビタミンCだけではなく、ここにも
風邪に効果がある成分が含まれているんですね。
ところで、このシネフリン、、
白い袋の部分にも含まれるのですが、
1番多く含まれるのが、みかんの皮のところになります。
みかんの皮を食べる?
シネフリンはみかんの皮に、いっぱい含まれます。
しかし、みかんの皮って、食べます???
あまり食べる人はみたことがありません。
私も、いままで食べたことがありません。
そんなみかんの皮ですが、、じつは知らないうちに
食べていたかもしれません。
陳皮(ちんぴ)って聞いたことがありませんか?
漢方薬を飲んだことがあるひとなら、ぴーんとくるかも。
この陳皮は、温州みかん、あるいはマンダリンオレンジの
成熟した果皮のことなのです。
陳皮には、
- 血圧を下げる
- 胃を健康に保つ
- 咳を鎮める
こんな効果があります。
食欲不振、嘔吐、疼痛などに対しても使われることがあります。
わたしは、時々、六君子湯(りっくんしとう)という漢方薬を飲むのですが、なっ、なんと、このなかにも陳皮が含まれていました。
みかんの皮には、じつは薬効があったのですね。
そして、皮にはヘスペリジンというビタミンが含まれます。
これは、別名ビタミンPとも呼ばれます。
ビタミンPには、毛細血管を強くしたり、血流をよくしたりします。
冷え性の女性にはよさそうですよね。
ほかにも、抗アレルギー作用、そして、
血中コレステロールの改善効果もあるそうです。
そんな薬としても優れたみかんの皮ですが、オレンジ色部分には、
白い皮のおよそ3倍も脂肪分解効果がみられるのだそうです。
オレンジ色のかわには、ダイエット効果が期待できそう!
ちなみに、この脂肪分解の効果は実の部分にはあまりないそうです。
脂肪を燃やすには、なかみより、みかんの皮を食べろ!
ということのようです。
不思議なことに、同じ柑橘類のライム、レモン、グレープフルーツ
には、同じ効果は見られないのです。
みかんの皮のレシピ
とは言え、みかんの皮を食べるのは
ちょっとハードルが高いと思うのは私だけ?
さすがに、剥いた皮をそのまま食べるのは
ちょっと、ためらってしまいます。
みかんの皮を食べるには?
食べやすいレシピを探してみました。
1番食べやすそうなのは、マーマレードです。
作り方は、簡単ですよ。
よく洗ったみかんの皮、砂糖、水を火にかけて、
煮詰めるだけです。水気がなくなったら出来上がり。
配合としては、
みかんの皮:砂糖:水 = 2:1:1
これくらいです。
しかし、ダイエット中なのに、砂糖を使った
マーマレードはちょっと気になる。
そんな人には、白菜とみかんの皮の浅漬けはどうでしょうか?
- 白菜
- 塩昆布
- 千切りにしたみかんの皮
- こんぶ茶(あれば)
これらをポリ袋にいれてもみます。
半日寝かせて、白菜がしんなりしたら出来上がりです。
トッピングで削り節やごまをかけても美味しいですよ。
みかんの皮を乾燥させると陳皮になります。
たくさん、みかんを食べたら、皮をとっておき、
自然乾燥させて、千切りにしておくだけで、陳皮のできあがりです。
天日干しするだけで、できちゃいます。
冬だったら、部屋の空気も乾燥しているので
屋内で乾燥させても大丈夫ですよ。
作りおきしておけば楽チンです。
紅茶にいれて一緒に食べたり、きんぴらごぼうに
いれたり、いろいろな料理のトッピングとして使えます。
スポンサードリンク
タグ:カロリー
最近のコメント