清明2019年!いつからいつまで?発祥は沖縄ではない?

2019年のカレンダーを眺めていて発見した『清明』
はて、『清明』とは何ぞや? 調べてみることにしました。

今回は私と同じく清明を知らない方のためにこの記事を書いています。
そして、いろいろ調べてみると、なんと、昔テレビで見た沖縄のある行事とつながりました。

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しかも、その沖縄の行事は外国が由来だったのです。
私としては、そうだったのだ!とちょっとした発見をした気分です。
清明が気になる方は読んでくださいね。

清明とは?

私が最初に気になったのは漢字の読み方です。
せいみょう? しみょう?いろいろと読めますよね。
清明の読み方は『せいめい』となります。

清明は何かというと、二十四節気のひとつ。

二十四節気を簡単に説明すると、1年を24つに分けて、名付けられた単語。
それぞれ季節の特徴を表しています。

旧暦の時代に使われていたのですが、最近ではだんだん廃れてきて、見かけなくなりました。

冬至、夏至、春分、秋分はいまでも使いますよね。
これらも二十四節気なのですよ。

俳人や手紙をよく書く人にとっては、二十四節気はおなじみかも知れません。
春夏秋冬の4つよりももっと細やかに季節を表現できますものね。

ところで、清明の季節はどんな感じなのでしょうか?その特徴は?

清明は5番目。春分の次にあたります。
季節としては、清く明るくの字のごとく、すべてが明るく清々しい花見のシーズンとなります。

新緑の季節

大飛燕草(おうひえんそう)ってご存知ですか?
英語ではデルフィニウム(正確にはチャイニーズ•デルフィニウム)です。

このお花の花言葉が『清明』になるそうです。
緑の大地に花咲く、青、紫の花のデルフィニウムはパッと目を引いて、明るく、清々しいイメージで清明の言葉にぴったり。

春真っ盛りの頃、花粉症の人にとってはきつい時期かもしれませんが、目を開くと、様々なお花が咲いて、気持ちが明るくなる良い季節。それが清明の時期です。

2019年の清明はいつからいつまで?

二十四節気は旧暦を元に決められるので、年によって、日付が変わってきます。
2019年の清明は4月5日(金)になります。

カレンダーでは4月5日に清明と記されていました。

しかし、場合によっては、清明の次の二十四節気である穀雨(こくう)までの期間を清明とみなすことがあります。その場合は4月20日の朝までが清明となります。

2019年の清明の時期をチェックしてみました。

2019年4月5日 〜 4月20日 (AM 8:55まで)

毎年、だいたい4月の上旬から中旬くらいが清明の時期と覚えておけば大丈夫です。

沖縄の清明祭(シーミー)

清明と言えば、沖縄の清明祭(シーミー)
ウシーミーとも言われるそうです。


↑もし、シーミーをご存知なければ、このビデオをどうぞ!見てもわかるように、沖縄のお墓は墓石の前のスペースがめちゃくちゃ広いです。

私はテレビで知ったのですが、これを見てびっくりしました!
清明祭(シーミー)ではお墓参りをしたあと、ご先祖様のお墓の前で重箱を広げて、お食事をしています。

御墓参り、お墓、お寺というと、暗くて静かなイメージです。
それが沖縄のシーミーを知ってから、見事に覆されました。
ワイワイ、賑やかに、まるでお花見にきたような感じで、お墓の前でお弁当を広げているのです。

しかし、調べてみると、このお墓の前で繰り広げられる賑やかな行事そのものがポイント。

お墓参りをすること=清明祭(シーミー)というわけではなく、お墓の前で行う祭り事が本来のシーミーの意味になるそうです。用意するお料理も本来ならば決められているのだとか。

お供えした重箱料理を分けて食べる行為がウサンデーになります。
ウサンデーでご先祖様のご加護が得られるのだとか。

ご先祖様のご加護をお供えしている食べ物を食べることでわけていただいていたのです。

清明祭は御墓参りというより、むしろ慶事の行事だったのですね。

清明祭の由来は?

沖縄の伝統を知って、日本はつくづく広いなー。まだまだ知らないことがいっぱいだ。と思ったのですが、さらに、世界に目を向けてみると、、、

清明祭は日本古来のものではないようです。
その起源は中国

中国では紀元前の周の時代から始まっている伝統のある節句だったのです。
2000年以上も続いているのですから、すごい歴史です。

中国では『清明節』にあたります。
この日に御墓参りをして、ご先祖様を敬います。

仏花

どんなことをするのでしょうか?

まずは、御墓参りです。草むしりをして、お墓の周りを整えます。
そのあと、食べ物や飲み物をお供えします。

興味深いのは、そのあと『お札を焼く』こと!
亡くなったご先祖様があの世で生活に困らないように。そんな願いを込めて、お札に見立てた紙を焼くのだそうです。

もちろん、お墓の前で飲食します。台湾では茹で卵を食べるのが伝統なのだとか。
お墓の前で飲食しながら、ゆっくりと過ごす日なのです。

清明の次の季節は穀雨となります。穀雨は田植えや種まきの時期に当たります。穀物にとっては恵みの雨ですが、私たち人間にとっては、天気としてはあまり好ましくありません。

雨が多くなる前にお墓周辺の草むしりなどをして、整えるのには良い時期なのです。

そして、この時期は『踏青節』にもあたります。

踏青(とうせい)とはその漢字のごとく、青き草を踏むという意味。
春の清々しい季節に、緑がいっぱいの郊外へと出向き、春の盛りを楽しむピクニックの日なのです。
花が咲く中、緑の大地で酒宴を楽しむ。そんな日でもあるのです。

この時期に、緑色のよもぎを使った餅を食べる地方もあるそうです。
もしかしたら、これがよもぎ餅の元祖かもしれませんね。

都会のお墓

とはいえ、『清明節』は2000年以上も前に始まった節句です。
近年はかなり習慣や様子が変わってきているようです。

  • 白と黄色の菊をお供
  • 爆竹をならす
  • 黄色の紙を燃やす

こんなことが一般的だそうです。
そして、郊外や自然の綺麗な場所へ旅行する時期になります。

日本のお盆も本来ならばご先祖様を祀る時期ですが、国内旅行や海外旅行へ行く人が多いですよね。最近の中国の『清明節』も似たようなものかもしれません。

中国の『清明節』が沖縄に渡り、沖縄の清明祭(シーミー)として根付いたのです。
沖縄には18世紀の半ばくらいに伝わったといわれています。

御墓参りする女性

そうそう、最後に面白い情報を得たのでおまけです。

日本でお茶といえば、八十八夜ですよね。
立春から数えて、88日目にあたるお茶が上等とされています。

ところが、中国では高級なお茶の定義は『清明』を基準にしているのです。

清明より前に摘んだお茶=明前茶
清明〜穀雨に摘んだお茶=雨前茶
穀雨より後に摘んだお茶=雨後茶

明前茶>雨前茶>雨後茶の順で貴重とされています。

日本と比べると、めちゃくちゃ、早摘みのお茶が高級なのです。

八十八夜は毎年5月の上旬くらいにやってきます。
日本で貴重とされる八十八夜に摘まれたお茶は、中国では雨後茶となって、高級ではなくなるのです。

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