足の臭いの原因!靴が悪いの?それとも汗?
お父さんの足、くさーい!!
娘に言われて、凹みました。
とは言え、足の臭いの原因ってナニ?
汗のせい?
靴が悪いの?
なにかの呪い?
臭いのもとは、原因から断たないとダメ!
わかっていても、なにが悪いの?
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まずは、それを知りたいですよね。
足の臭いの原因
一番、怪しそうなのは、汗 !
でも、暑い時期に、全身から
汗をかいて、体中から悪臭が漂う。
そんなことはありませんよね。
じつは、汗は無臭なのです。
ほとんど、匂いはありません。
じゃあ、靴が原因では?
でも、新品の靴を、ずっーと置いておいても
臭いが発生することはないはず。
靴が原因とも言えなさそう。
じつは、足の臭いの原因は、3つあります。
細菌
足の角質
この3つです。
3つの条件が、かさなったときに、はじめて
足から悪臭が、漂ってしまうのです。
汗をかくと、靴のなかで、足が蒸れます。
そうすると、バクテリアなどの細菌が発生してしまうのです。
その細菌が、エサとするのが、足の角質です。
これらを栄養分として、どんどん繁殖していきます。
細菌が、汗や角質を分解するときに、
発生するのが、足の臭いなのです。
汗だけでは臭いません。
角質や細菌も、単独では、臭いはでません。
高温多湿で、ムレムレの状態になったときに、
細菌が発生して、角質をエサにして、異常繁殖してしまい、
臭いが発生するのです。
足の臭いは、他にも原因が?
上記で説明したように、3つの条件が揃って
はじめて、足が臭います。
高温多湿の状態になると、この3つがそろいやすくなります。
足の蒸れをおさえれば、臭いは基本でないはずです。
しかし、他にも原因がある場合があるのです。
ひとつづつ、見て行きましょう。
水虫
白癬菌はカビの一種で、もともと人間の皮膚には
存在しない菌です。
この菌からは、臭いは発生しません。
しかし、水虫の好む環境と、足の臭いのもとになる菌が
好む環境は、非常に似通っています。
つまり、水虫をもっている人の足は、
足クサのもとになる細菌にとっても、非常に住みやすいのです。
足の臭いと水虫は、併発することが多いのです。
内臓疾患や糖尿病
内臓疾患や糖尿病になると、体の免疫力が低下します。
体が本来持つ抗菌力が弱まった状態になります。
そんなときに、足の臭いの原因となる菌が
繁殖しやすくなってしまうのです。
足の臭いだけでなく、口臭や体臭も
同時に、発生することが多いのが特徴です。
糖尿病の場合は、甘い臭い。
内臓が悪い場合は、アンモニアや
卵の腐った臭いがすることが多いようです。
ストレス
緊張すると、手の平に汗をかいたりしませんか?
足の裏にも同じことが言えるのです。
ストレスで、ひや汗をかいてしまい、
大量の汗が発生すると、足の角質が流れ出してしまいます。
臭いの原因のひとつである栄養源が増えてしまうのです。
多汗症
もともと、ひとが汗をかくのは、体温調節のためです。
体温が高くなれば、汗がでて、
体温が下がれば、出なくなります。
しかし、その調整がうまくいかない人がいます。
その原因の多くは、交感神経がうまく働かないせいです。
体温調節の必要がない時に、汗をかいてしまう、
体温が上がった時に、必要以上の大量の汗をかいてしまう。
交感神経が、うまく働かず、結果として
多汗症になるケースが、少なくありません。
そして、なかには、足の裏だけに、異常に
汗をかいてしまう、局地的な多汗症もあります。
「足蹠(そくしょ)多汗症」です。
足の臭いの原因がわかったら、どうする?
じつは、足の裏には、多くの汗腺(エクリン腺)が
集まり、汗をかきやすいのです。
ほかの体の部位にくらべて、3〜10倍という多さです。
両足で、毎日コップ1杯の大量の汗が出ているそうです。
汗をかくこと自体は、全然悪くありません。
むしろ、大切な役割があります。
大量の汗をだすことにより、
体温の調節をしてくれているのです。
『汗』を憎まず、『臭い』を憎め!
そんな気持ちで、対応してみては?
まずは、日頃から、足を清潔に保つことです。
- シャワーや拭き取りシートで、汗を拭き流す。
- 蒸れる足の状態を避けて、靴の乾燥を目指す。
- 角質の処理をして、細菌のエサを作り出さない。
3つの原因に、それぞれアプローチしてみては?
長くなりましたので、気になる
具体的な足の臭いの消し方、
対処法は、次回に書きたいと思います。
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タグ:足の臭い
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