選挙のハガキが届かない!なぜ?もしや投票できないの?
来週、選挙だというのにハガキが届いていない!
最近、仕事が忙しすぎて、すっかり選挙のことが頭から抜けていました。
えっ、、ハガキがないということは今回は投票できないの?
いつもはちゃんと投票に行っているので、ちゃんと1票入れないと気持ちが悪い。
ハガキなしでも選挙に参加できるのか? 気になったので調べてみることにしました。
投票できる? できない? どちらだと思いますか?
スポンサードリンク
投票に関しての知らなかったことがいろいろとわかりましたので、トレヴィアとして、それもお伝えしますね。
選挙のハガキ=投票ではなかった?
まずは、ちょっとびっくりしたことがひとつ。
普通は選挙のハガキと引き換えに投票しますよね。
私のなかでは選挙のハガキ=投票できる権利
そんな図式がありました。
変な例えですが、福引きの引換券みたいな感じとでもいいましょうか?
ハガキと引き換えに投票ができるものと思い込んでいました。
しかし、そうではなかったのです。
選挙のはがきの意味はふたつ!
- 選挙があることのお知らせ
- 投票所での本人確認をスムーズにするためのもの
選挙のはがきは入場券みたいなものだったのです。
選挙のはがきが届かない!
そんなときでも選挙で投票はできるのです!
選挙権がありますか?
やれやれ、良かった!
今回はハガキがないけれど、ちゃんと投票できそうだ。
ちょっと待ってください!
あなたには選挙権がありますか?
はいはい、2016年から日本は選挙権が18歳以上に引き下げられたんだよね。
もちろん、18才なんて、とうの昔に過ぎているよ!(笑)選挙権は当然あるよ!
なんて思っていませんか?
私もそう思っていました。
ここで気をつけることがひとつ!
選挙権があるからといって、自動的に投票できるわけではないのです。
選挙権があっても選挙人名簿に登録されていないと投票できないのです。
選挙権と投票はベツモノとはびっくりです!
名簿に登録されて初めて投票ができるのです。
えっ????でも、選挙人名簿になんて、今まで一度も登録した覚えがありません。
ということは今までの選挙はなんだったの?
ここでも雑学がひとつ増えました。
選挙人名簿に登録するのは私たちではなくて行政がやってくれているのです。
具体的には区市町村の役所です。
住民票をもとに区市町村の役所が登録していたのです。
選挙人名簿への登録なんて初めて聞いたので、正直びっくりしました。
調べたおかげで、選挙に関しての知識が少し増えました。
選挙のハガキが届かない理由
投票はハガキがなくても可能です。
しかし、選挙人名簿に登録されていないと投票することはできません。
そのキーとなるのは住民票の住所!
もしや、ここ3ヶ月以内で引っ越していませんか?
区市町村で選挙人名簿の登録が行われるのはリアルタイムではありません。
選挙人名簿の登録は3月、6月、9月及び12月の年4回行われます。
しつこいようですが、選挙権のある人でも、区市町村の選挙人名簿に登録されていなければ投票することはできません。
そして、リアルタイムで名簿が反映されるわけではないので、どうしても時差がでてきてしまうのです。
- 3ヶ月以内に引っ越した
- 住民票を現在の住所に移していない。
- 住民票は新しい住所にしたが遅くなってしまった
- 学生なので住民票はそのまま親の住所にしている
今住んでいる実際の場所と住民票のある場所。
もしや違った住所ではありませんか?
住民票を移動したため選挙のハガキが届かない!
これが1番多い理由のようです。
この場合はハガキは住民票のある住所へ届いているはずです。
そして、選挙は以前の住所で投票することになります。
あくまでも選挙人名簿に名前のある住所での投票になります。
ハガキがなくても投票はできますが、旧住所地の区市町村で投票することになります。
えっー!!引っ越した前の住所なんて遠すぎるよ!
そんな時は、『不在者投票』という手があります。
あなたの貴重な1票は無駄にしないためにもぜひ『不在者投票』の制度を利用しちゃいましょう。
1枚の選挙のハガキで4人分
いやいや、引っ越しなんてしていないよ。
そんなあなたはもしや、一人暮らしではないのでは?
家族と一緒に住んでいないですか?
同じ住所に家族と住んでいる場合、1枚の選挙ハガキで届いているはず。
同世帯で4人分がペラッとめくるタイプになっています。
ハガキをめくってみると、あなたの名前があるはずですよ。
お父さんやお母さんに選挙ハガキが届いていないか聞いてみてくださいね。
選挙のハガキなしで投票するには?
いやいや、引っ越しもしていないし、同居の家族もいない。
うーん、ハガキが配送の途中で紛失されてしまった可能性も0ではありません。
でも、大丈夫!!ハガキなしで投票へ行きましょう!
まずは投票所で選挙のハガキがないことを伝えます。
氏名、住所、生年月日などで、本人確認をされたあと、投票することができます。
このとき印鑑や身分証明書は必要ないとのことです。(2018年6月現在)
もし、投票の場所がわからない場合や不明な点がある場合はお住いの選挙管理委員会に尋ねるといいですよ。
ちなみに外国に住んでいても、日本人でいる限り参政権は当然あります。
外国からも投票できるんですよ!
遠い南極の海の上の船からの南極調査員のファックスで投票も認められているそうです。
こんなことを聞くと選挙のハガキがなくても投票している人はいっぱいいそうですね。
スポンサードリンク
最近のコメント