子供の微熱が続く!どうすれば?ここをチェックして!

子供の微熱が続く!

病院へいくべきか?
しばらく、様子をみるべきか?

高熱なら、すぐに病院へ連れていきますが、
微熱の場合は、悩みますよね。

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明日まで待っても大丈夫なのか?
今すぐ、夜間窓口へ行くべきなのか?

子供が微熱をだしたときに、どうすればいいのか?
判断するときに、ヒントになる情報をまとめてみました。

子供の平熱

『子供の平熱は、大人より高い。』
多くのひとがご存知のことだと思います。

では、実際どれくらい高いのか?

乳児から学童までをみると、
なんと20%くらいの割合で、
普段の体温が37℃を超えるそうです。

そして、子供の場合は、1日の
変動や季節での違いも大きいのです。

お医者さんに言わすと、他に症状がない場合、
37.4℃くらいまでは平熱とみるのが一般的だそうです。

草原のなかの子供たち

それを踏まえて、子供の微熱を
どう判断すればいいのでしょうか?

1日のなかで、

一番体温が低いとき → 朝
一番体温が高いとき → 夕方

少なくとも、2度ほど検温してみて、
その差をみてみてください。

その差が、1℃以内で、元気がよい。
他の症状がない。普段と変わらない。

そんな場合は、あまり心配しなくていいそうです。

1日の体温の差が、1℃以上あるときは、
微熱を疑った方が良さそう。

そして、大きな要因が季節です。

夏は体温が上がりやすく、冬に比べて
平熱が高くなりやすいのです。

例えば、冬の間は、36.70℃くらいの平熱だった子が、
夏になると、37.02℃くらいになるのは珍しくないのです。

冬でも、暖房の入れ過ぎ、厚着しすぎなどで
体温が上がりやすくなります。

まずは、お子さんの日頃の平熱や
時間、季節による体温の変化などを
知っておくといいですね。

微熱以外の症状は?ココをチェック!

子供が微熱をだしたとき、1番大切なのは
熱以外のところを、きちんと把握することです。

チェックマーク赤元気がない
チェックマーク赤吐く
チェックマーク赤頭が痛い
チェックマーク赤耳が痛い
チェックマーク赤だるそう
チェックマーク赤発疹がでてきた
チェックマーク赤鼻水がでる
チェックマーク赤鼻血
チェックマーク赤咳をする
チェックマーク赤微熱が4日以上続く

微熱の場合は、子供が辛さをうったえてくる
ことがなかったりします。

しっかり親の立場で、普段と違うことがないのか?

みてあげてください。

熱がでたら、すぐに下げないといけない。
そんなに慌ててしまう親心もわかります。

しかし、熱がでるというのは
多くの場合は、感染症に対する体の自然な反応です。

もし熱が出ても、熱以外にあまり症状がない、
食欲もあり、元気に遊んでいるようなら、
あまり心配はありません。

38〜39℃以上の高熱をだすと、ひきつけをおこしたりして、
非常にわかりやすい症状がでてきます。

高い熱の場合は、髄膜炎や脳炎の心配もでてきます。

しかし、微熱で元気な顔つきでいるときは、
しばらくそのまま様子を見てもよいそうです。

子供の微熱で考えられる病気

1日の温度差が1℃以上ある微熱が続いたり、
何らかの症状を伴う場合などは、病院へ行き、
検査を受けることをオススメします。

前の章で、チェックした症状をお医者様に
伝えると、診断の助けになるはずです。

子供の熱の原因のほとんどが感染症!が多いのです。

ほとんどの場合が、細菌感染症によるのです。
それが原因で熱がでてしまうのです。

1番多いのが、中耳炎です。

こどもの場合は、急性中耳炎が多いのですが、
『耳が痛くなる』のが特徴です。

しかし、急性以外の中耳炎の場合は、
耳の痛みを伴わないこともあるので
判断が難しくなります。

耳が詰まった感じ、聞こえにくくなった。
そんな症状があるときも注意が必要です。

手足口病も微熱がでます。

その名のとおり、楕円形の水泡が
手、足、口に広がります。

特に、口のなかに水泡ができると
食べるときに、しみたり、痛くなるので
ものを食べたがらなくなります。

ほかに、子供がかかりやすい病気で
発疹をともなう病気も熱が伴います。

  • はしか
  • 水疱瘡(みずぼうそう)
  • 風疹(三日はしか)
  • 突発性発疹

などが、代表例です。

細菌に感染した以外で考えられるのが
体のなかで、炎症を起こしている。

リンパ系の病気、血液系の病気

それも可能性としてあります。

  • リウマチ熱
  • 関節リウマチ
  • 白血病

などがあります。

これらの場合は、病院の血液検査などで
すぐにわかるはずです。

微熱というより、高熱が続くのが
特徴である川崎病もリンパ節が腫れます。

熱中症にかかった子供

それ以外に、夏に気をつけたいのが熱中症です。

大人よりも体力がなく、体温が高いので
脱水症状や熱中症になりやすいのです。

ぐったりしていたり、だるそうな場合は
水分補給をこまめにするよう注意しましょう。

そのほか、微熱が続くときに考えられる病気は?

  • 肺炎
  • アデノウィルス(プール熱)
  • 溶連菌感染症
  • ヘルパンギーナ(夏かぜ)
  • おたふくかぜ

熱の原因は、いろいろあります。

子供が微熱をだしたときの対応

様子をみても、日頃と変わった兆候がない。
病院へいくほどではない。

そんなときは、子供の発熱時に
どのように対応したらいいのでしょうか?

部屋の温度や湿度

冬場であれば、空気が乾燥しないように。
夏場であれば、暑すぎず、冷えすぎずの温度設定を
して、過ごしやすいように。

水分補給

水分補給は十分にしてあげてください。
イオン飲料を薄めて飲ませてあげるのもいいでしょう。

食欲がないときは、無理に食べさせなくても大丈夫!
ただし、水分だけには気をつけてあげてください。

熱のために、汗をかくので、体が冷えないように
こまめに着替えさせてくださいね。

嫌がらなければ、アイスノンや
氷枕で頭を冷やしてもいいそうです。

5才以下の子どもの熱をさますのは、
体の表面を冷やしてあげるのが基本です。

薄着にして体を冷やすようにしますが、
無理に冷やすのはひかえたほうがよいでしょう。

最後になりますが、お医者さんに言わすと
発熱は、熱があることよりも、その原因が問題だそうです。

多くの場合は感染症で、自分の免疫力で病原体と戦って
時期がくれば治っていきます。

しかし、6ヶ月以内の赤ちゃんは熱を出さないそうです。

6ヶ月以内で、38℃以上の発熱があるときは
すぐに、小児科医に診てもらってくださいね。

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