神社参拝のベストな時間!夜がダメなのはどうして?
今まで、気にしたことがなかったけれど、
神社に参拝するのにベストな時間があるって知っています?
そして、神社へは夜にお参りしてはダメ!
なのだとか。
ふーん、でも、どうして?特別な理由があるのでしょうか?
気になったので、ちょっと調べてみることにしました。
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すると、どうして丑三つ時(うしみつどき)に
呪いをかけるのかの理由もわかりました。
せっかくの神社詣でです。
神様にお願いを叶えてもらうためにも
知っておいた方が良さそうな情報が見つかりました。
神社に参拝する時間のベストは?
まずは、神社へ参拝するのにベストな時間の発表です。
午前中!!!
AM 6:00 〜 PM 12:00 までがベストです。
1日を4つに分けて考えるとします。
朝 6:00 〜 昼 12:00
昼 12:00 〜 夕方 6:00
夕方 6:00 〜 夜 12:00
夜 12:00 〜 朝 6:00
この4つの時間帯で考えた場合、
ベストは1番最初の午前中の参拝です。
とはいえ、朝6時だと神社が閉まっている場合も多いので、
実際には午前9時頃からお昼くらいまででしょうか?
そして、できるならば雨や曇りの日を避けて、
晴天の日に行くとさらにグッドです。
どうして神社へは朝がいいの?
確かに、晴天の午前中だと気分としては
1番、晴れやかな感じがします。
何か特別な理由があって、この午前中の時間帯がいいのでしょうか?
理由は東洋思想や風水から来ているそうです。
もっと、具体的に言うと『陰陽道』(おんみょうどう)です。
陰(いん)と陽(よう)と聞くと、
馴染みがあるかもしれませんね。
1日を1年の四季に置き換えると、
朝 6:00 〜 昼 12:00 → 夏
昼 12:00 〜 夕方 6:00 → 秋
夕方 6:00 〜 夜 12:00 → 冬
夜 12:00 〜 朝 6:00 → 春
こんなふうに置き換えられます。
夏と秋が『陽』
冬と春が『陰』
陽の2つをさらに分けると、
夏が『陽の陽』秋が『陽の陰』
陰の2つを分けると、
冬が『陰の陰』春が『陰の陽』
陽の時間帯は活動すべき時期、
陰の時間帯は休息すべき時期なのです。
神社へ参るのが良い時間は陽のなかでも
さらに活発に活動するのが良いと言われる陽の時間帯に当たるのです。
陽と陰と聞くと、なんとなく陽の方が明るくて優れている印象を受けます。
しかし、人間の営みには陰も同じくらい必要なのです。
私たちは寝ないと死んでしまいますよね。
脳や体には休息の時間が絶対に必要なのです。
それが陰の時間にあたります。
陰と陽、すべきことが違うだけの話です。
それぞれの時間帯に沿った過ごし方をすると、無理がないのです。
そんな意味で、人間の本来の自然な過ごし方として、
午前中の神社詣でが良いと言われているのです。
神社へ参拝!夜はダメな理由
ざっくり分けると、昼間は『陽』
夜は『陰』の時間です。
夜は神社へは行かない方が良いと言われています。
どうして『陰』の時間帯はダメなのでしょうか?
ちょっと話が変わりますが、ハワイでは、昔
日没の時間に新しい1日が始まると考えられたそうです。
ハワイへ行ったことのある人ならわかりますよね。
思い出してみてください。あの美しい夕日!
この夕日を境にして、陽のエネルギーから陰のエネルギーへ変わり、
昼間の現実的な時間から、新しい世界へと変化すると考えられていたのです。
いわゆるスピリチュアルな世界へと変わり、
これが新しい1日の始まりとされていたのです。
つまり、現実とは違う世界への新たな時間の幕開けが
日没と考えられたのです。
ハワイではスピリチュアルな時間帯として考えられている日没時です。
一方、日本へ戻ってみると、、日没の時間、
夕方の時間帯は『逢魔が時(おうまがとき)』となります。
この『逢魔が時(おうまがとき)』に、魔物に遭遇したり、
大きな災いが降りかかると言われています。
人間の時間である昼間(この世)から
魔物の時間である夜(あの世)へとスイッチします。
要注意の時間帯なのです。
これがいつかというと『酉の刻』や『暮6つ』になります。
今の時刻に変換すると、17時~19時くらいの時間帯です。
街灯や電灯が乏しい昔の頃です。
夕暮れ時は人の顔さえよく見えない、
薄ぼんやりとした時刻帯でした。
この時間帯を境にして、この世からあの世へと死後の世界へ
移ると言われているのです。
こんな時間帯へ神社へ行くと、魔物がついたり
死後の世界へと誘われる羽目になるというわけ。
そして、その時間帯は活動せずに、休息に当てるべきなのです。
ハワイではスピリチュアルですが、日本では魔物の時間帯、、、
場所が変わると、こんなにも違うのですね!
丑三つ時(うしみつどき)に参るのはなぜ?
日本では夕暮れ時を境にして、魔物の時間帯へと突入します。
そこで思い出したのが、丑三つ時(うしみつどき)のこと!
怪談などの怖い話で『草木も眠る丑三つ時』といいますが、
丑の刻は4つに分けられます。
丑の刻を現代の時間に当てはめると、こんな感じです。
1時~1時30分 ⇒ 丑一つ時
1時30分~2時 ⇒ 丑二つ時
2時~2時30分 ⇒ 丑三つ時
2時30分~3時 ⇒ 丑四つ時
丑三つ時とは午前2時頃です。
「丑の刻参り」などで呪いや呪術のイメージが強いですが、
どうしてなのでしょうか?
十二支は時刻にも使われますが、方角を表すときにも用いられます。
丑と寅の方位は北東にあたり、いわゆる鬼門(きもん)にあたります。
鬼門とはその字のごとく、鬼が出入りする方角で忌むべき方角とされています。
鬼門が開いて、鬼や魔物たちが大暴れする時間帯と考えて良さそう。
この時間帯は神様が不在になるという説も見つかりました。
そこで、ここぞとばかり魔物や幽霊がやってくるのでしょうか?
どちらにしても、丑の刻参りするのは、神様へお願いやお礼をするというより、
魑魅魍魎がさまようなか、神様以外の何かと取引きしているというイメージです。
おー、怖い!
丑の刻参りを他人に見られると、
参っていた人物に呪いが跳ね返って来るとも言われています。
逢魔が時や丑三つ時は、神社へ参拝するのに最も向かない時間帯というのは確かです。
神様に会いに行くというより、魔物に会う時間なのです。
初詣は深夜に行くのはなぜ?
確かに、一番自然で、やっていて気持ちよさそうなのは
晴れた午前中に神社へ参拝すること。
そう感じる人は多いのでは?
午前中の方が空気も綺麗そうだし、自分の頭も働いていそうです。
午前中の晴れ渡った日に神社に参拝するのは
自然の摂理に従っている印象を受けます。
でも、でも、初詣に関しては
大晦日の晩から新年にかけての夜に参拝しませんか?
どうして、初詣は夜にお参りするのでしょうか?
調べてみると、深夜に初詣に行くのは
比較的、近年に始まった行事なのです。
1950年くらいまでは一般的ではなかったそうです。
年末に神社にお参り?初詣よりおすすめ3つの理由!で書いたように、初詣はそもそも、行事の一部分だけなのです。
深夜に出向くのは『元日詣』が変化したものと考えて良さそう。
初詣は元日の朝に、雑煮を食べた後で詣でするのが本来の習わしなのです。
それが、生活習慣の変化とともに変わってきたのです。
大みそかの深夜〜年明けにかけての神社やお寺への参拝は、
二年参りといってより功徳が積める。
なんて言う人もいますが、ちょっと言い訳に聞こえてしまいます。
そんなわけで、初詣で神社へ参拝する時も
今度からは、元旦の午前6時からお昼前くらいにかけて
出かけた方がいいかもしれませんね。
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