五十肩の痛みを和らげる方法!治療効果は3ステージで変化する?

最近、腕を上げようとすると、
ピキッと痛みが走ります。

背中を掻こうとしても、腕が上がらない!

これが、もしや、噂に聞く『五十肩』では?

そんなわけで、五十肩の症状や解消法を調べることにしました。
今回は自分への備考録にもなるよう書いてみました。

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ちょっと、ショッキングな事実も最後に明らかに、、、

五十肩とは?どんな症状が?

五十肩と言いますが、正式にはどんな病気?
症状を指すのでしょうか?

まずは、五十肩の定義から調べてみました。

五十肩と言って良いのには3つの条件があるそうです。
その3つとは?

  • 肩に痛みと運動障害がある
  • 年齢が40歳以降である
  • 明らかな原因がない

この3つが揃って、五十肩と診断されるそうです。

五十肩

1番目と2番目の条件はわかりやすいですよね。
ここで問題になるのが3番目。

つまり、病院へ行って、レントゲンやMRI、
神経系などの検査をしても
はっきりとした原因が特定できない。

その時に、初めて『五十肩』と診断されるのです。

四十肩と五十肩の違い

五十肩の定義は分かりましたが、
四十肩と何が違うのでしょうか?

実は、『四十肩』も『五十肩』も全く同じなのです。

肩の痛みと運動に障害が起こる場合、
四十肩、五十肩、どちらの呼び方でも構わないのです。

気分としては、四十肩の方の呼び方がいいような、、、(笑)

それを横に置いて、四十肩、五十肩、
正式な疾患名としては『肩関節周囲炎』になります。

読み方としては『けんかんせつしゅういえん』

その字のごとく、肩の関節の周囲に炎症が起きている状態。
それが四十肩、五十肩なのです。

五十肩の痛み

五十肩は肩の周辺に炎症が起きている状態。
原因がはっきりとしない。それはわかりました。

実は、この五十肩の痛みは時間とともに
変化するのだそうです。

大きく分けて、3つの段階を辿ります。

筋痙縮期(きんけいしゅくき)
  ↓
筋拘縮期(きんこうしゅくき)
  ↓
回復期(かいふくき)

それぞれの時期の痛みの特徴をみていきます。

肩が痛い

筋痙縮期(きんけいしゅくき)

五十肩の初期の段階です。
特徴としては炎症が強く、鋭い痛みが肩を襲います。

無理に肩や腕を動かそうとすると、
鋭い痛みが起きたり、けいれんが起きたりします。

筋拘縮期(きんこうしゅくき)

筋痙縮期(きんけいしゅくき)に比べて
痛みは和らいでくる時期です。

そのかわり、肩が硬く、こわばってしまう時期になります。
この時期を「Frozen期」(凍結期)ともいうそうです。

とにかく、肩や腕の動かせる範囲が制限されてしまうのが特徴。

回復期(かいふくき)

その名の通り、肩の痛みや不快感が少なくなり
回復へ向かう時期です。

筋拘縮期で、凍結してしまった肩が
「溶け始める時期」ともいわれています。

五十肩の治療法

とにかく、私の五十肩を何とかしたい!

自分でできる治療方法はないのか?
探してみることにします。

素人の考えとしては、
ストレッチや柔軟体操が効果がありそうな気がします。

そうですよね。

しか〜し!
必ずしもストレッチや体操が良いわけではないのです。

えっ!そうなの?

前の章で説明した通り、五十肩の進行は3つの段階を経ていきます。
段階によると、ストレッチをしない方がいい場合もあるのです。

なんと、それぞれのステージで治療法は変わってくるのです。

筋痙縮期(きんけいしゅくき)

この時期はとにかく鋭い痛みに悩まされているはず。

この段階で痛いのを我慢して、無理にストレッチするのは
逆効果になります。

筋痙縮期での治療法は『痛みを取る』『炎症を抑える』
この2点がポイントになります。

痛み止めの薬、痛み止めの注射など、
痛みを抑える治療法が中心になります。

そして、患部を温めて血行を良くすることも
治療の助けになります。

筋拘縮期(きんこうしゅくき)

第2段階の、この時期には痛みはましになってきているはずです。
ここで、ストレッチや柔軟体操を取り入れるといいそうです。

肩や腕がこわばって、可動域が狭まっているのが自覚できますよね。

これをほぐしてあげないと、フローズン(凍結)したままに
なってしまいます。

しかし、ここでも無理やり動かそうとして、
痛みがぶり返してしまっては良くありません。

痛くない範囲で、少しづつ、少しづつ、ストレッチしてあげる。
これがポイントになります。

回復期(かいふくき)

そして、段々と肩の状態が良くなってくる回復期です。
この段階でストレッチや体操の効果が1番高まります。

長年の肩や腕の癖をなくして、しなやかな体作りを目指して
ストレッチや体操を習慣化させるといいはず。

肩の痛みが引いているので、ついつい五十肩が治ったものと
勘違いしやすいのがこの時期です。

しかし、油断は禁物ですよー。

いわば、リハビリの時期に当たります。
痛さが軽減したので、五十肩が治ったと思い込み、
ストレッチなどをサボると、後々、ひどい目にあうかもしれません。

五十肩に効果のある体操

五十肩に効果のあるストレッチ。
動画を探してみました。

  • 肩あげストレッチ
  • 肘あげストレッチ
  • 腕上げストレッチ

この動画で3種類のストレッチができます。

 

ストレッチ自体は難しくないのですよ。

しかし、実際に、15秒や3回繰り返してみると、
肩、肩甲骨、腕に、ずし〜んと感じるものがあります。

私がキツかったのは、、、腕上げストレッチでした。

そして、五十肩を一瞬で改善する方法という
魅力的なタイトルの動画を見つけました。

これ、、なんと、私は自然とやっていました!

ベッドに横になっていて、肩が痛くて、、痛くて、、
なんとなく、肘のところを、ツボのようなところを押してみると
肩が楽になるのを発見したのです!

そんなわけで、寝そべりながら、肘のところを押していたのです。

ただし、、効果はずっとは続かない気がします。
でも、肩が楽になるのは感じられるはず。

やってみて損はないですよ。

五十肩の薬はあるの?

正直言って、毎日ストレッチや体操するのも面倒くさい。
飲んで五十肩が治るような薬はないのでしょうか?

残念ながら、五十肩が治る薬はありません。

もともと原因がわからない症状です。

なので、症状に対して、
それを抑える薬しか存在しないのです。

基本的には、五十肩の痛みを抑える『鎮痛剤』
炎症を抑える『消炎剤』

これらを兼ね備えた『消炎鎮痛剤』の飲み薬が処方される場合が多いそうです。

そして補助的なものとして、ビタミン剤もあるかもしれません。

筋肉の疲労をやわらげるービタミンB1
傷ついた神経の修復をうながすビタミンーB12、
血行を改善するービタミンE

具体的にはこんなビタミンが見つかりました。

よく見てみたら、私が時々とっていた、
アリナミンEXプラスと同じような成分ですね。

血行をよくする漢方薬を併用する人もいるようです。

いずれにしても、五十肩そのものに対する薬ではないのは確かです。

五十肩は完治する?ショッキングな事実

今の所、ブロック注射を打つほどの痛みではないので、
ストレッチなどを頑張っている私の五十肩です。

気になるのが、この五十肩がいつまで続くのか?
いつ完治するのか?この2点です。

まずは、五十肩の続く期間についてですが、
一般的に症状が始まり、ピークを迎えるまでに数ヶ月。
痛みが数週間続き、次第に痛みは和らいでくるそうです。

痛みが治まるのに、半年から1年前後という場合が多いそうです。

そして、ショッキングな事実です。

五十肩の前の状態に戻るのかどうか?完治できるのか?

これに関しては、痛みが緩和した後のリハビリ次第だそうですが、
『多くの場合、発症前の状態には戻りにくい。』のが事実だそうです。

多くの場合、発症前の状態には戻りにくい。
多くの場合、発症前の状態には戻りにくい。。
多くの場合、発症前の状態には戻りにくい。。。

がーん、この言葉が頭の中で鳴り響いてしまいました。

五十肩に完治はないと言ってもいいのです。

そして、五十肩の症状が軽症で済むのか?それとも
重症化するかの仕組みもはっきりしていないのです。

そして、さらに暗いニュースです。

私の場合、五十肩は左の肩と腕だけに起こりました。
右の方はというと、肩こりはあるものの大丈夫です。

どうでしょうか? 片側だけに悩まされていませんか?

なんと、片方に五十肩を発症すると、
反対側も、しばらくして発症する確率が高くなるらしいです。

そして、これを防止するのは難しいのだとか。

はあー、今は、左だけで済んでいる私の五十肩も
右側の方に来るのも時間の問題かもしれません。

五十肩の症状が出始めて、周りの同世代の友人に聞いてみると、
五十肩と言っても、本当に人それぞれでした。

  • 痛くて、痛くて、夜も寝れない。慢性睡眠不足になって辛い
  • 痛すぎて、ブロック注射を打ってもらった
  • 炊事や歯磨きなどの日常生活に支障が出ている
  • 言葉に言えないほど辛くて、死にたいくらい

これを聞くと、自分の五十肩なんて軽い方の部類です。

ストレッチが面倒くさいなんて、甘え過ぎていました、、、
ちょっと恥ずかしい気持ちになりました。

これからは不満を言わずに
前向きにストレッチに取り組みたいと思います。

どうか、左だけで済みますように!

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