ブラックフライデー!お得なセールなの?ハワイでは?

ハワイに旅行へ行く友人から聞かれました。

サンクスギビングデーの週にハワイに滞在するのだけど、
『ブラックフライデー』のセールは本当に安いの?

ショッピングする価値があるの?
セールに参加すべき?

どーなんだろう?教えてー!!

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アメリカに感謝祭の週に旅行へ行く人ならば、
友人と同じような疑問があるかも?

そう思い、ブラックフライデーのセールについて
私なりに思うところを書くことにしますね。

よければ、お付き合いを、、、

ちなみに、ハワイへは10年くらい、
アメリカ本土にも住んでいたので、
友人からこんな質問がきたのでした。

ブラックフライデーとは?

ブラックフライデーという言葉を始めて
聞く人も多いかと思います。

まずは簡単に説明したいと思います。

11月4週目の金曜日が
ブラックフライデーになります。

ブラックフライデーを一言で言うと、
小売店が特別セールをする日なのです。

日本語で赤字、黒字と言いますが、
英語でも同じなんだそうです。

簿記上でブラックといえば黒字になること。

この日はどんなお店でも、赤字になることはない儲けがでる日。
そんな意味でブラックが使われるのだとか。

アメリカでは毎年11月の4週目の木曜日が
感謝祭の休日です。

サンクスギビング•デーと呼ばれます。

日本でも11月に勤労感謝の祭日がありますが、
大きく違うのは、お祝いする規模です。

日本では勤労に対する感謝ですが、アメリカの場合は
その年の収穫に対しての収穫祭に近いイメージです。

とは言え、実際は収穫を祝うわけではなく、
家族や親戚、友人が集まり、食事をして、ワイワイ楽しむ。

パーティ、大規模な食事会という意味合いの方が強いです。

この日はレストランやスーパーなどもお休みしたり
早仕舞いするところが多いので、街は静まり返ります。

そんな感謝祭の翌日の金曜日。

買い物する女性

ブラックフライデーに大規模なセールが始まります。

11月の感謝祭が終わると、12月にはクリスマスがやってきます。

アメリカではクリスマスは家族はもちろんのこと、
親戚、友人、大量にプレゼントの交換をします。

そんな来るべきクリスマスに向けて、ホリデーシーズンの
始まりと言えるのが、サンクスギビングデーなのです。

日本でも年末商戦と言われますよね。
それと同じようにアメリカでも感謝祭を皮切りに
ショッピング熱が高まります。

サンクスギビングデーからクリスマスにかけて
アメリカでは最も買い物が行われる時期なのです。

小売店では、この時期に1年の売り上げの
4割ほど稼ぐところもあるくらいだとか。

そんなアメリカ人の買い物熱を
ヒートアップさせるきっかけがブラックフライデーと
言ってもいいのかも?

ブラックフライデーはお買い得なの?

特別セールと聞いて、
さぞや、お得な買い物ができるのでは?

答えはイエスでもあり、ノーでもあります。

ブラックフライデーでお得に買い物ができるのは
実は限られています。

ブラックフライデーでお得に買い物するには
ちょっとしたコツがあります。

それをご紹介したいと思います。

まずは、その店の目玉賞品を事前に調べておく。

ブラックフライデーの目玉商品!
客を呼ぶための花形商品。
お店は必ず用意しています。

これらのものは間違いなくお得です。

しかし、目玉商品は数が限られていて
開店とともにあっという間に売れてしまいます。

赤字覚悟のモノとそうでない商品が混在していたりするのは
日本のセールでも似たような感じですよね。

なので、本当にお得な商品を買いたい場合には
開店を待つ行列をして、買い物する覚悟が必要です。

お店の超お得な目玉商品が何か?
事前リサーチしておくのはもちろんのことです。

開店とともに、その商品へ一直線でダッシュする
勢いが必要になってきます。

しかし、目玉賞品以外は
そこまでの割引ではないことも多いのです。

ブラックフライデーと初売りは似ている?

ブラックフライデーは日本のデパートの年明けの
初売りとは雰囲気が似ている気がします。

  • 開店を待って、人々が行列を作っている
  • 福袋などの目玉賞品がある
    (アメリカでは残念ながら、福袋はありませんが、、、)
  • お祭り気分で、それに乗るのが楽しい

デパートの初売りに出掛けるのが大好きなタイプだと
アメリカのブラックフライデーも楽しいと思います。

お目当てのものを決めて、それをゲットする楽しみがあるはず。

しかし、人混みや行列に並ぶのが嫌いな人は
ブラックフライデーは絶対嫌いだと思います。

しばらく前まではブラックフライデーは
朝10時くらいにお店をオープンさせていました。

その開店時間がどんどん早まっているのです。

午前9時、6時、4時、、、、

そして最近では、なんと木曜日の午後10時から
ブラックフライデーを始めるところも出てきている始末です。

もう、、フライデーではないですよね(笑)

木曜日の昼くらいから、行列を作り
並ぶ人までいるようです。

私は行列してまで
買い物をしたいと思わないタイプです。

まして木曜日はサンクスギビングデーで
みんなが集まり、楽しく食事をする日です。

それを中抜けしてまでショッピングなんてしたくありません。

ブラックフライデーに買い物客が押し寄せて
店員や客が圧死する事件も時々おこります。

そんなニュースを見ると、ますますブラックフライデー
に買い物する気がなくなります。

あっ、私が知る限り、
ハワイではそんな事故は起きたことはないはずです。

ブラックフライデーよりサイバーマンデー!

ブラックフライデーのショッピング

まあ、日本から旅行で来て、サンクスギビングデーに
親戚が集まることもないし、特別な予定もない。

そんな時は、お祭りにのる気分で行列に並ぶのも
旅行の思い出としていいかもしれません。

しかし、リサーチなくしてお得な買い物をしようとは
思わない方がいいかもしれませんね。(笑)

アメリカ人でも私のように行列が嫌いな人は多く、
ブラックフライデーではなく、
サイバーマンデーに買い物する人も増えてきています。

サイバーマンデーとはブラックフライデーの
翌週の月曜日にオンラインでネットショッピングの
セールが大規模で行われるのです。

私もサイバーマンデーの方が好きです。

ネットでお買い物をすると、品物や値段を比較することができます。
じっくり考える時間ができるので、衝動買いが減ります。

そうそう、ブラックフライデーの怖いところは
その場の雰囲気と熱に揉まれて、必要のないものまで
買ってしまったり、ついで買いをしてしまうところ。

計算機

ネットだと、ちょっとだけ冷静に考える時間ができるのでいいですね。

最近ではブラックフライデーよりサイバーマンデーの方が
売り上げが高くなることも少なくないそうですよ。

ブラックフライデーで失敗!

ブラックフライデーでもサイバーマンデーでも
買い物の上手、下手が出てきます。

常日頃からアンテナを張って、底値を調べている人だと
上手に買い物できそうなのは確か。

昔、ブラックフライデーに旅行用の
機内持ち込みバッグを買ったことがあります。

これはお店ではなく、ネットで買い物しました。

  • ブラックフライデーだけの限定!
  • なくなり次第終了!
  • この型番は廃盤のためにスペシャルプライス!

そんな宣伝文句に負けて、
何も考えずにポチッとしてしまいました。

値段としては半額だったので、
自分としては賢い、よい買い物をしたつもりでした。

しか〜し!

2、3日たって、ブログやネットなどに
でてくる広告で同じカバンを見かけました。

広告の中身を見てみると、なんと
ブラックフライデーより安い値段です。

しかも、同じお店でした。

ブラックフライデー1日だけの限定割引のはずのカバンが
数日すると、さらに値段が引かれていたのです。

カバンはまだ手元に届いていない状態です。

が〜ん!

しかし、アメリカのお店ではプライス•アジャストメント
という制度があります。

お店や商品によると、ある一定の期間に値段が下がると
その値段に合わせてくれて、返金が可能なのです。

ネットで買ったお店に電話して、ブラックフライデーより
さらに10%安くなっていることを説明しました。

すると、このプライス•アジャストメントをしてくれて
値段を下げてくれたのです。

もちろん、お店や商品によりこの制度がないところもあります。

それにしても、上手な買い物とは本当に難しい!
いい勉強になりました。

最後になりますが、、ハワイやアメリカへブラックフライデーへ
旅行する人へのメッセージを。

クリスマス商戦の初日とも言えるブラックフライデーは
普段より値段が安くなるのは確かです。

日本である程度のリサーチや値段をして買い物に備えてはどうでしょう?

旅行だと、住んでいる人とは条件が違います。
ブラックフライデーでは日本より安い買い物ができるはずです。

お祭り気分で乗ってみるのもありかも?

私のリサーチだと冬物の衣料品などは
ブラックフライデーより年明けの1月の方がさらに安くなります。

しかし、欲しいものがなくなる可能性もあるので
本当に欲しいものは、ブラックフライデーを理由に
買っちゃうのはいいと思います。

英語ができて、品物を受け取るのが大丈夫な人だったら
サイバーマンデーなどのネットを活用すると
思いもよらぬお得な買い物ができますよ。

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