大豆と枝豆は同じなの?もやしは?アレルギーの場合!

大豆が大好き!

あまり、そんなことを言う人は聞きません。
しかし、、、

枝豆が大好き!

これは、ありですよね。

特に、夏の暑い日に、キンキンに冷えた
ビール飲みながら、枝豆をつまむ。

至福の時間です。

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枝豆は、海外でも人気があるようで、
edamame(エダマメ、エダマムェー)として
アメリカではスーパーで売られています。

世界中で人気者のエダマメですが、
じつは、大豆と枝豆は同じもの!

知っていました?

そんな大豆と枝豆の関係を、もう少し
突っ込んで調べてみました。

大豆と枝豆は同じ?

大豆と枝豆は同じもの。

しかし、まったく同じものなのでしょうか?
うーん、信じられません。

大豆は、英語で soybean
枝豆は、英語で green soybean

こうして英語でみるとわかりやすいはず。

つまり、緑の大豆が、枝豆だったのです。

でも、どうして色が違うのでしょうか?

そのわけは、収穫時期にありました。

枝豆の収穫時期は、6月中旬〜9月下旬。
大豆の収穫時期は、10月中旬〜12月下旬。

大豆も枝豆も、種まきや植え付けの時期は
4月〜6月で、同じころになります。

枝豆

しかし、収穫の時期が早いのが枝豆です。

つまり、大豆がまだ成熟していない
若い豆のころに、収穫されると枝豆になります。

枝豆のころは、青々として元気ですが、
大豆として収穫するころには、葉っぱも枝も
黄色くなっています。

ぱっと見たら、枯れたようにみえますが、
さやのなかで、青い豆が大豆へと、少しづつ変化しているのです。

もやしと大豆は?

枝豆から大豆へと名前が変わる。
なんだか、ハマチとブリの関係に似ていますね。

そして、枝豆になる前に、もうひとつ名前があります。

それは『もやし』です。

もやし → 枝豆 → 大豆

出世魚のように名前が変わるのです。

ちなみに、私たちがスーパーで買うもやしは
大豆ではなく、緑豆を発芽させたものが多いはず。

大豆の場合は、正確にいうと、大豆もやしになります。

緑豆もやしに比べて、太目でしっかりして
中華料理の炒めものに、よく使われます。

もやし

『もやし』とは特定の植物名ではなく、
豆や殻類などの種子を発芽させて成長させたものの総称なのです。

大豆だけではなく、豆類や穀類を発芽させると、『もやし』になるのです。

例えば、ピーナッツもやし、アルファアルファもやし、
ブラックマッペ(ケツルアズキ)もやし

エンドウ豆をもやしにしたのが、豆苗になります。

いろいろな豆や穀物から、もやしはできます。

大豆、枝豆、黒豆、同じ豆なの?

夏の暑い日には、ビールに枝豆が定番ですが、
お正月のおせち料理に欠かせないのが黒豆ですよね。

はたして、この黒豆はどうなのでしょう?

黒豆も大豆なのでしょうか?
気になったので、これも調べてみました。

黒豆も大豆の品種のなかのひとつでした。

黒大豆という呼び方もあるようです。

皮にアントシアニン系の色素を含むために
黒い色の大豆になるのです。

黒豆も大豆と同じころの、冬の時期
11月〜12月に収穫されます。

そして、この黒豆も色が黒くなる前に
枝豆として収穫されることもあるそうです。

黒豆になる前の10月頃に収穫されたものは
黒枝豆として売られ、高級品として人気があるのだとか、、、

兵庫県の篠山市周辺、京都の京丹波町周辺の山間の
黒豆は高級品として有名ですよね。

大豆と枝豆の違いがあった!

大豆と枝豆は収穫時期が違うだけ。
あえていうと、色が違う。

違いはそれだけなのでしょうか?
同じもののはずなのに、大きな違いがありました。

それは、栄養価です。

まずは、気になるカロリーから。
それぞれ、100gあたりで比べてみましょう。

カロリー
大豆:433kcal
枝豆:135kcal

たんぱく質
大豆:35.3g
枝豆:11.5g

炭水化物
大豆:28.8g
枝豆: 8.8g

脂質
大豆:19.0g
枝豆: 6.6g

食物繊維
大豆:17.1g
枝豆:10.1g

ビタミンA
大豆: 12mg
枝豆:110mg

ビタミンC
大豆: 0mg
枝豆: 30mg

こんな驚きの結果がでました。

カロリー、たんぱく質、、炭水化物、脂質などは
圧倒的に、大豆の勝ちです。

ダイエット中に気になるカロリーは
大豆が枝豆の3倍以上という開きがあります。

一方、枝豆のほうは
カロリーは低めで、ビタミン類が大豆より豊富。

まるで、同じ植物とは思えない結果になりました。

ビールのお供として、枝豆のカロリーが低かったのは
個人的には嬉しいですね。

大豆アレルギーの場合は注意!

大豆アレルギーのお子さんがいるひとは気になるはずです。

大豆、もやし、枝豆、黒豆

これらすべて、大豆だったら、全部避けなければいけないの?

そう単純なものではないようです。

大豆アレルギーの場合は、症状も多様で
解明されていない部分が多いのです。

大豆食品は食べられるのに、豆乳だけがダメ。

そんな不思議なパターンもあります。

そして、栄養成分からもわかるように
たんぱく質の量が、大豆と枝豆では全然違います。

含まれるたんぱく質の量に気をつければ
少量ならば、大丈夫なこどももいます。

少量だったら大丈夫。他の豆類もあわせてすべて避ける。

ひとによって、さまざまです。

大豆に限らず、どの食物アレルギーでも同じですが
こればかりは、検査をして、医者の判断を仰ぐしかありません。

心配な場合は、1つ1つ検査していくのが確実です。

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